デジカメ撮影テクニック
ここではデジカメ撮影の基本的なことをお話しします。
下記の内容に気をつけて撮るだけでも写真の印象が変わります。詳しくはお問い合わせください。
写真教室でお会いしましょう。
デジカメ撮影の5大ポイント
(1) カメラは両手でしっかり固定する(失敗の70%は手ぶれです)
最近のデジカメは小さく携帯性に優れたものになっています。
そのため、シャッターを押すときに手元がゆれて、写真がぶれてしまいがちです。カメラを構えるときにわきを締め、ひじを何かに当てたりして体を固定するのがよいでしょう。できれば、三脚を使って撮るのが理想ですね。
(2) 黄金比を意識して撮る(日の丸構図は基本的に避ける)
被写体を画面の中心に配置した構図を日の丸構図と言います。
証明写真でもないのに証明写真のような写真になります。黄金比を意識して、多くの人が美しいと感じる魅せ方を意識して撮るように心がけましょう(黄金比の説明はここでは省きます)。
(3) 2ショット写真はピントの中抜けに注意!
デジカメはファインダーの中央にあるものを撮ろうとします。
そのため、奥の背景にピントがあってしまい、撮りたいものがぼやけたりすることがあります。これをピントの中抜けと言います。こんな時は「フォーカスロック」の機能を使いましょう。
(4) 光を利用して表情豊かな写真を撮る
写真撮影の基本は、「光と影」に注意を払うこと。
太陽などの光によってできる影はある程度であれば人物の顔に立体感をあたえます。光が人物の正面にあたるのか、側面にあたるのか、人物の背面に当たるのか、光と影のバランスを考えて撮り方を決めましょう。
(5) ズームで背景をぼかして撮る
プロっぽく見える写真は背景がぼけた写真が多いです。市販のコンパクトデジカメで背景をぼかした写真を撮るにはできるだけ被写体に近づいて撮り、なおかつ被写体から背景まではできる限り距離をとるようにして望遠側にして撮ります。こうするとピントが合う範囲が狭くなるため、背景がぼけやすくなります。
タイプ別・デジカメ撮影のオキテ
- 食べ物は大胆なフレーミングでボリューム感を際立たせる。
- 食べ物は蛍光灯の下で撮ってもおいしそうに見えない。
- 商品写真を撮るときはやさしい光が均等に届く場所を選ぶ。
- お花を撮るときはぐっと近づいて、マクロモードで望遠側で背景をぼかして撮る。
- 赤ちゃんを撮るときは赤ちゃんと同じ目線でしゃがんで撮る(大人・ペットも同じ)。
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